• Go Misawa

喧嘩ギャル「私マネージャーになります!」①

最終更新: 2019年9月27日



 


マネージャーとして活動する中で特に強い思い出はスタッフとの会話や成長していく姿を見る瞬間。

憶を超える売上管理なんてなかなか出来る事じゃないから、ワクワクしていたが、早い段階で売上管理には飽きてしまった。どちらかというと、これからリーダーとなっていくスタッフ達が自分の殻を破っていく姿を見るのが何よりもワクワクしていた

同社で初めてマネージャーとして着任したチームに、不愛想でいつも不機嫌そうなギャルの子がいた。

ここでは一度僕の話はお休みし、そのギャルの子がマネージャーとなるまでの話をしていこうと思う。

彼女は当時23歳で、以前は居酒屋で働いておりました。居酒屋時代は元気で誰とでも気さくに話せる明るく接客は大好きな子。

しかもただ接客が好きなだけではありません。 外食サービスにおいて、接客と思いを表現する大きな大会「居酒屋甲子園」にて賞を取った事のある心から接客が好きな子なのです。

ただ僕が出会った時は真逆で、バックヤードでもフロアですらも不愛想。物凄く怠そうでした。

そんな彼女を見て周囲のスタッフからも声が掛かるようになってきました。

「あの子をフロアに出さないでください」

今まで温かい目で見守っててくれたスタッフ達も少しずつ悪い方へ変わってきてしまった。ネガティブな波動というのは伝染してしまうのです。

そして、定期的に彼女は誰かと揉めたり喧嘩をし始めました。(本当は喧嘩なんかしたくないのに)

「何が彼女をこんなに追い込み苦しんでるんだろう?」

このままではチームごと潰れていってしまう。

このタイミングから僕はチーム全員と毎日のように会話をするようにしました。50名程のチームだったので1日10分でも良いからとにかく全員と会話をしていきました。話の長くなるスタッフとは勤務後に食事にも良く行ってましたし、クリスマスもミーティングしていたかもしれません。

会話を続けているとメンバーからあるヒントが見えてきました。

以前の上司に少しトラウマがあったそうです ・イライラ、ダメ出し、キレ口調 ・メンバーの意見は無視で自分の好き勝手 ・気分で人事配置を変える

そんな中、彼女もその元上司が原因で好きだった接客もできなくなり、楽しみをなくして不機嫌になってしまったようなのです。

どうすれば彼女のモチベーションが上がるだろうか。

私は毎日考えました。

気付けば、彼女はもともと弱かった自律神経が不安定になってきました。

自律神経が不安定になると、コミュニケーションもまともに出来なくなったりしてきます。

彼女は僕とも目を合わせて会話しなくなり、次第に僕にも当たるようになってきました。

しかし僕は彼女の事が大好きです。スタッフ達の事が大好きだし最高に楽しみながら仕事をして欲しいとそう常に考えていました。

彼女が僕に強く当ってきていた頃から僕の中では「彼女は必ずマネージャーになる存在」そう思っていました。

周りの人達にこの思いを話した時は、誰もが「ポカーン(笑)」という状態でした。

無理無理、、、、

周りはそう言っていました。

僕は決めました。

彼女をマネージャーにする。

その日から僕は毎日毎日、彼女に伝えました。

・マネージャーになれるよ

・リーダーになれるよ

・社員になれるよ、なぜならば、、、、、、

彼女の強いところは、物事をハッキリ言える事。そして意外と頼まれ事を引き受けてくれる事、そして忍耐力がある。

意外と

意外とが多いが、見た目的にも意外と、となってしまう。

で、意外と「教え方も上手だった」彼女はまったく気づいていないがとにかく伝えた続けた。

そして僕は自分の過去の挫折の話や家族との苦しかった思い出など全てを彼女に話しました。

すると彼女の方から少しずつ話をしてくれるようにってきます。 家族の話、実は自律神経が弱めなところ、そして接客が大好きだった居酒屋時代の話。

その会話の繰り返しの中「自分にとって最高の状態は何?」

今思えばビジョンワークを多くのスタッフとやっていたのだろうか?

とにかく「彼女が自分にとって最高だと思う姿を日々問いかけました」

するとある日の会話で、、、

「私は接客が好きだからこの会社に入ったんです!」

彼女からようやくポジティブな言葉が聞けた瞬間でした。

正直この言葉を聞いた時は少し潤っときた。

潤っときたのをもちろんこらえて僕は「ようやく戻ってきたね」そう微笑んで答えた。

これをきっかけに、彼女は居酒屋甲子園で賞を取った話、接客が好きな理由、得意な接客など好きな話を沢山してくれるようになりました。

ここで僕は思い切って彼女に使命を与えました。

・とにかく好きなように接客する事 ・接客を教えられる立場に就く事「リーダーになりなさい」

正直なところ、周囲との喧嘩やもめ事は全てスッキリはしなかったが、 不機嫌で不愛想で怠そうにしていた彼女は、リーダーとなり接客を教える側に立ったのです。

しかしリーダーとなった彼女には新たな問題

続く