• Go Misawa

27歳でアルバイトから再スタートで「12憶のマネージャー」

最終更新: 2019年9月27日




 



前職「いきなり店長」のお店を退職し、少し期間をあけて僕は株式会社ZARAJAPANへ入社した。 当時はまだ店舗数も少なく、全てがアナログで試験的、小さく若い会社だった。

とは言え、H&Mやユニクロ抜き、世界1位となり、あのビル・ゲイツを世界長者番付で抜き1位になった事もある社長のいるINDITEX社のブランド。

簡単には入れなかった。 語学力が足りなかった僕は、『アルバイト』でマネージャー候補として入社したのだ。

(入社後、会社のキャリア状況を知るのだが、インナープロ―ションを採用している同社。2018年現在のマネージャーや本部メンバーもアルバイト上りが多い会社なのだ) 周囲では 「剛くんZARAっぽいね」と言われる反面で「なんで今からアパレル?しかもバイトで?」と不安を煽るような声が多かった。 良く考えてもみれば仕方がない。 27歳と言えば、それなりのポジションに就いている人も多い中、僕はアルバイトから再スタート。 でも心中では「大丈夫、いけるでしょ」と余裕な心持だった。 が、 全然余裕ではなかった。

もはや鬼のような日々だった。 中では、僕よりも若く20代の優秀で頭の回転の速い女性達がリーダーとして活躍していた。そしてキラーマシンと言われるような恐怖のマネージャー。 ・2週間もすれば人が入れ替わる ・初日のお昼休憩で帰ってこなくなる

・毎日誰かが泣いている ・非常階段には倒れている人がいる こんなのは当たり前。 ・毎日怒鳴られる「何分かかってるの?」「やる気あるの?」 ・一度聞いた事は二度と聞けない ・常にピリついた空間

これが世界のブランド、、、、 正直、毎日「辞めたい・・・」そんな思いでした。 (2018年現在はかなり改善され、離職率は下がり、新卒採用も始まり、空気もかなり良くなっています) その反面、 ・なんでこんなに怒ってるんだろう? ・もっとこうしたらスタッフも辞めずに楽しく仕事できるのに こんな事も常に考えていました。 そして何よりも、僕は入社に目的と目標を持ち、その先の事も考えて入社していました。 ✓100人規模のマネジメントを学びたい ✓億単位の経営を味わいたい ✓CSとESをより深く学びスタッフ教育に活かしたい これらの経験を活かして、まだ見えないその先に活かしたいと考えていたのです。 先を見ていた僕にとって、これらは通過点。 とは言え、簡単に抜けられる通り道ではありませんでした。 ・朝は3:30起き ・夜は深夜まで復習予習 ・飲みの誘いは断って先輩を捕まえて勉強 ・休みの日は研修へ行きスキルアップ そんな日々を送っていた。 遊ぶ暇なんてまったくなかった。 38℃の熱で倉庫作業を全力やっていた日はさすがに倒れそうだった。 アパレルにしては珍しく、外資だからか、働く時働いて休むとき休めスタイルで、年に2回連休があった。ヴァケーションだ。 ほとんどの人は海外旅行へ行っていた。 しかし僕は違った。 家族の事もあって用事を済ませていた時間もあったが、ほとんどは学びの時間に費やしていた。2週間の連休を丸々、マネジメントやコーチングの学びをしていた時もあった。あとは走っていたかな(笑) お昼休憩なんて、近くにあった小諸そばを良く食べていた。 30歳手前でアルバイト入社、お金もなかったのだ。 そんな日々が2年は続いたある日、転機が訪れる。 上部マネージャーが変わったタイミングで、「明日から宜しく!」と軽い感じでトレーナーに抜擢されたのだ。 やっときた? 2年の間、接客スキルやファッションの学び、マネジメントだけでなく、上司との関わりや人間関係についても多くを学んでいた僕は、ある方法を使ってマネージャーに目を付けて貰ったのだ。 (上司との関わりについては別枠でお話致します) そこからはトントン拍子だった。 ららぽーと豊洲のマネージャー ルミネのマネージャー そして僕は、27歳でアルバイトから始め、年間12憶円を管理するマネージャーになった。

続く

第6話 喧嘩ギャル「私マネージャーになります!」①