Module2
■ブレーキの構造を学ぶ
原体験・過去により無意識に掛かるマインドブロックと過去の書き換え(PDFワークシート付)
過去の経験とはポジティブにもネガティブにも働き、それらは私たちの意識的なところと無意識的なところ、どちらにも存在します。無意識にネガティブに働く過去の経験はやっかいで「私はポジティブに生きている」と思う裏側に潜んでいるため気付かずうちにチャンスを失っている可能性があるのです。
・親の言うことを聞かないことは悪い(道徳観)
・お金を稼がなければ幸せになれない(お金への幻想)
・〇歳までに結婚しなければ幸せになれない(結婚への幻想)
・安定した生活が崩れるのが怖い(安定志向)
・成果を出せないやつはダメ(結果主義)
・学歴は高い方が幸せ(学歴信仰)
これらは過去の経験や周囲の影響が大きい。
前章「意識の構造を学ぶ↗」でもお伝えしましたが、これをリミッティング・ブリーフと言う自分にかかる制限です。
誰でも小さな頃は親や先生の期待に応えらえるよう言動していきます。それが大きくなると偽りの自分となり、周りや世の中の影響を受け「ありのままの自分ではないけない」と思い込みが形成されます。
更に、副業解禁になったこのご時世でも会社で1つずつ前進していく事が良い事だと思い込み「こうありたい自分」を隠して生きていきます。会社が決して悪いとは思いません。私も経験しておりますが、会社では素晴らしい経験を得られるし、しっかり学んで成果を出していく事でお給料も上がっていきます。しかし、人生のゴール的な観点で考えた時、あなたは本当はどんな事がしたくて、どんな自分で在りたいでしょうかという事です。
どんな思い込みの罠に自分が掛かっているのか知る事で「不幸せ感」から抜け出し自分らしさを出していく事が可能となるのです。
そこには、リミッティング・ブリーフに潜む過去の経験が大きく関わっている事が多いため、すぐに思い当たる方も、思い当たらない方も1度過去の辛かった経験を思い返いしてみましょう。
・親に期待されなくなったときの表情や言葉
・お金を失って人間関係が崩れてしまった経験
・恋愛や結婚に失敗してしまった事
・苦しい家庭で生まれた経験や状況
・受験を失敗したときの経験や周りの言葉
そのときの状況をより具体的に思い出し、ご自身の中で特に辛かった経験や苦しかった時間を書き出してみましょう。
(直近も過去です。直近で行った失敗により臆病になった事などでも大丈夫です)
そして過去とは「その人の記憶にある出来事にある現在の解釈」です。過去・現在を決めるのは最終的に未来という事なのです。ここでModule1を振り返って欲しいのです。(まだ見られてない方は合わせて見ていきましょう)
Module1では自分の最高だと思う未来を創造していきました。又、そのために必要な時間感覚や自己実現について見ていきましたね。
重要なポイントは、通常時間の考え方は「過去⇒現在⇒未来」と流れていますが「未来⇒現在⇒過去」と考えていく事で幸せな時間の過ごせ、本来の自分として生きていく事が可能になるのです。
少し難しい話になってきましたが、人は悪い事や壁が立ちはだかると
・○○だから難しい、○○でなければならい
・何で私ばかり、何でどうして
・あれがないから、欲しい、してほしい
・私はダメ、できっこない、そういう人ではない
これらに対して、常に未来からメッセージを受け取る状態を作る必要があります。未来とは、ビジョンワーク実践編1↗のワークで書いたあなたがこうなったら最高だと思う姿の未来のあなたからのメッセージです。そのあなたからすれば、必ずポジティブなメッセージを伝えてくれるに間違いないでしょう。
人はそうして、過去のあらゆる経験をいつか肯定する日がやってきます。幸せな時間感覚で過ごしている人は、もはや過去を振り返ったりはせず、常に最高の未来を見ながら現在を生きているのです。そうなるためにも、ブレーキが掛かり易い人は、どんな事にブレーキが掛かり、そこにはどんな感情やどんな経験が理由となっているか言語化し、そこに対いてメッセージを取りながらブレーキを外していきましょう。
(過去の経験の参考程度に)
「○○だから難しい」とは多くの人が掛かる罠です。こういった罠は普段から外す習慣を作りご自身の可能性を常に広げていきましょう。
ブレーキを外して年収400万から1000万へ(音声対談MP3プレイヤー付き)